別の記事で、ねこちゃん1匹と飼い主一人で東京から大阪へ引っ越し方法について説明しましたが、今回は引っ越しの当日の流れと注意したことについて説明していきます。
なお、当記事での引っ越し手段は新幹線だった場合を例としています(私が新幹線で引っ越したため)。
引っ越し当日の流れ
引っ越し当日は、ざっくりと以下のような流れになります。
それぞれの流れについて、ねこちゃんに関する注意点を中心に詳細説明していきます。
なお、当記事では、1のみの解説で、2~5については別記事で紹介します。
- 引っ越し業者が来る前に、ねこちゃんを安全な場所に移動
- 業者さんによる引っ越し作業
- 荷物がなくなった状態で掃除し、部屋を不動産屋さんに明け渡す
- 引っ越し先にねこちゃんと共に移動
- 引っ越し先で荷物の受け渡し
ねこちゃんを安全な場所に移動する
引っ越し当日のねこちゃんの居場所については大きく2択です。
※引っ越し先の家に先に連れて行っておく、ということもできますが、今回は東京から大阪などの遠距離の引っ越しを想定しているため、除外しています。
- ペットホテルなどに預けておく
- 当日までは引っ越し元の家で通常通り暮らす
ペットホテルなどに預けておく
まず1つ目の選択肢ですが、この選択肢はねこちゃんの性格が繊細で、人が苦手、環境の変化に敏感な場合の候補になります。
引っ越し当日は業者さんが来たり、家の中も今までと全然違う状態になるため、ねこちゃんによってはかなりのストレスになります。
ペットホテルに預けること自体がストレスではあるのですが、引っ越し当日はかなり大きな音がしたり、全然知らない人が何回も出入りしたり、かなり慌ただしい雰囲気です。
しかも、ドアはずっと空いたままのため、逃げないように準備をしていたとしても、ねこちゃん自体がパニックを起こした場合に逃げちゃう可能性があります。
上記のようなことを避けるためにも、前日からペットホテルなどに預けておいて、引っ越し作業が終わり次第お迎えに行く方が、精神的には楽かもしれないです。
当日までは引っ越し元の家で通常通り暮らす
続いて2つ目の選択肢ですが、この選択肢はねこちゃんの性格がある程度おっとりしていたり、人なれしている、多少の物音や人の出入りには動じない場合の候補です。
お家で待ってもらう場合は、まず引っ越し作業中にねこちゃんがいる場所を決めておきます。
場所の候補は、玄関ドアが開いていても絶対に逃げない、業者さんの邪魔にならない、ねこちゃんがある程度安全・快適に過ごせるの3点から検討します。
玄関ドアは、引っ越し当日は基本的にずっと開きっぱなしです。
そのため、部屋が複数ある場合は、1部屋を完全に荷物などもなく、引っ越し業者さんが入らなくても良い状態にしておいて、そこにねこちゃんのキャリーやごはん、水、トイレなどを入れておいて引っ越し作業が終わるまでは一切開けない状態にしておきます。
1Rや1Kなど、部屋が1つしかない場合は、ドアが閉められる場所なので、お風呂場や押入れ、クローゼットなどが候補になります。
上記のような場所に入れた後は、業者さんが来た際にこの部屋(お風呂場など)にはねこちゃんがいるので、絶対に開けないよう伝えておきます(事前に張り紙などをねこちゃんがいる部屋のドアにするのもわかりやすくて良いかと)。
なお、この際いつも使っているねこちゃん用トイレは引っ越し業者さんに持って行ってもらうと思うので、簡易的に段ボールなどゴミとして捨てられるもので代替するか、ポータブルトイレを用意しておいた方が良いです(最低でもスーツケースなどに入れられるサイズ感)。
引っ越し作業中はキャリーには入れずに、その1部屋の中では自由に動いてもらえる方が良いかなと個人的には思っています(引っ越し先に移動中は、ずっとキャリーに入れっぱなしになるため)。
まとめ
以上より、ねこちゃんが繊細、人が苦手、パニックになりやすいなどの場合は安全のためにペットホテル、多少の物音には動じない、人なれしているなどであれば引っ越し元での待機をお勧めします。
私自身は、ねこちゃんがかなりおっとりしていて、人も好きな子であったため、引っ越し元での待機を選択しました。
自宅での待機の際は、押入れにトイレとキャリー、ごはん、水を準備して引っ越し業者さんが来る直前に入っといてもらいましたが、事前に業者さんに言っておいたにも関わらず間違えて押入れ開けられたりしたのでかなり焦りました。
念のため押入れの近くで待機していたため、開けられて即閉めることができたので何事もなかったですが危なかった・・。
いくら万全の準備をしていても、当日は色々とイレギュラーが出てくると思うので、念には念を入れて皆様も準備された方がよいかなと思います。
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