別の記事で、ねこちゃん1匹と飼い主一人で東京から大阪へ引っ越し方法について説明しましたが、今回は引っ越しの当日の流れと注意したことについて説明していきます。
なお、当記事での引っ越し手段は新幹線だった場合を例としています(私が新幹線で引っ越したため)。
引っ越し当日の流れ
引っ越し当日は、ざっくりと以下のような流れになります。
それぞれの流れについて、ねこちゃんに関する注意点を中心に詳細説明していきます。
なお、当記事は4の解説のみで、その他の工程については別記事で紹介します。
- 引っ越し業者が来る前に、ねこちゃんを安全な場所に移動
- 業者さんによる引っ越し作業
- 荷物がなくなった状態で掃除し、部屋を不動産屋さんに明け渡す
- 引っ越し先にねこちゃんと共に移動
- 引っ越し先で荷物の受け渡し
引っ越し先にねこちゃんと移動
不動産屋さんに無事に鍵を渡せたら、いよいよ引っ越し先への移動となります。
最初に記載している通り、当記事では東京から大阪に、新幹線で移動する場合を想定して記載しています。
まずは、新幹線のある駅までの移動ですが、大きく以下2つです。
- タクシーなど車を使う
- バスや電車などの公共機関を使う
どちらの手段で移動するにせよ、まずはねこちゃんをキャリーケースに入れる必要があります。東京⇔大阪間の移動なので、かなり長い間キャリケースに入れっぱなしになります。
しっかりとトイレシートを引いて、必要に応じてタオルなども引くようにしてください。また、怖がりの猫ちゃんの場合は、あまり外の景色が見えないように、キャリーケースにカバーをかけるか、タオルなどをかけるようにしてください。
なお、夏場は非常に暑くなるため、通気性にも気を付けてカバーなども風を通すような素材にするようにしないと、熱中症になる可能性があります。
また、キャリケース自体のサイズですが、あまり大きすぎるとかえってねこちゃんは落ち着かないこともあるので、ケースの中で方向転換できるぐらいの大きさが良いと思います。
新幹線のある駅までの移動
では、新幹線の駅までの移動手段をどうするかについてですが、ねこちゃんの負荷を考えると可能な限り短時間でいける手段をお勧めします。
私の場合は、タクシーで行くよりも電車を使った方が新幹線駅に着くのが早かったため、電車にしましたが、タクシーにした方が早ければタクシーを推奨します。
タクシーにする場合は事前にタクシー会社に連絡して、配車してもらってください。
基本的にはねこちゃんの搭乗はOKですが、嫌がる可能性もあるため、事前にねこちゃんを載せることを説明しておくとスムーズです。
私も普通に流れのタクシーを捕まえたことありますが、乗るときにねこちゃんいること伝えたら、特に何も言われなかったので、あまり神経質になりすぎなくてよいかと。
どうしても心配な場合は、ペット専用のタクシーもあるため、少し値段は高くなりますがペット専用タクシーを予約しておきましょう。
続いてバスや電車で移動する場合ですが、バスや電車の場合、不特定多数の人がいるため、動物が苦手な人のことも考えて、極力ねこちゃんが見えないようタオルなどをかぶせておく方がよいです。
ペットの扱いはバスや電車の会社によって違うため、乗られる会社のHPで詳細を事前に確認しておいてください。
ちなみに、JRの場合は手回り品の扱いになるため、キャリーケースを改札口の駅員さんに見せて、普通手回り品切符を購入する必要があります。
バスや地下鉄は調べた限り、大体無料でした。
新幹線での移動
無事に新幹線駅まで着いたら、いよいよ新幹線に乗り込みます。
新幹線は、JRと同様で、ペットは手荷物品扱いです。すでにJRで普通手回り品切符を購入している場合は、再度買う必要はありません。
新たに購入する場合は、新幹線改札口の窓口でペットがいることを伝えて、手回り品切符を購入してください(お金を払うと、下記画像のようなタグがもらえるので、キャリーケースにつけます)。
なお、値段は290円で、「縦・横・高さの合計が120cm以内、重さが10kg以内」という制約があるのでご注意ください(一般的に販売されているキャリーケースなら大体この制限には引っ掛かりません)。
新幹線の座席は必ず指定席を選択してください。特にそれぞれの号車の一番前の席がほかの席に比べて少しだけ幅が広いのでお勧めです。一番前の席だと、デッキも近いのでにゃーにゃ―と鳴き声が止まらない場合に一時避難もしやすいです。
新幹線に乗っているときは、基本的には隣の人の迷惑にならないよう足元に置いとくのが良いのですが、足元だと振動が結構あり、飼い主の顔も見えないため不安になる猫ちゃんもいます。
私の場合は、最初は足元に置いていましたが、膝の上に乗せた方が落ち着いているように見えたため、最終的にはずっと膝の上に置くようにしていました(足はかなりしびれましたが・・)。
座席についてるテーブルに乗せれるサイズであれば、テーブルの上でも問題ありません。
それぞれのねこちゃんに合わせて一番よさそうな場所を選んであげて下さい。
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