NHKラジオスペイン語(応用編)を聞いていて、なるほど〜と思ったことや、印象に残った表現を自由にまとめます(語学のプロではないので、間違っていたらすみません…)。
2023年8月24日放送の主なテーマは、「〜局」をスペイン語でどう表現するかでした。
テレビ局、ラジオ局は”estación”
〜局と言っても、テレビ局、ラジオ局、郵便局などいろいろありますよね。
テレビ局、ラジオ局は、estación de televisión、estación de radioと言うそうです。
また、emisora(動詞emitirから派生)という単語を使って、emisora de televisión、emisora de radioと表現することも可能とのこと。
例文)Quedamos delante de la emisora. 私たちは放送局の前で会う約束をした。
場所、建物としての「放送局」ではなく、番組を放送する機関としての「放送局」を表したい時もemisoraが使えます。…どういうこと?とラジオを聞いていて思いましたが、例文を聞いて、なんとなくわかりました。
例文)sintonizar una emisora local. 地元のある放送局に周波数を合わせる。
例文2)La emisora ha informado de la accidente. 放送局は事故について知らせました。
幅広く使われる”oficina”
郵便局は、スペイン語でoficina de correosと言い、estaciónやemisoraとは言いません。
例文)Voy a la oficina de correos a enviar un paquete para mi familia. 家族に小包を送るために、郵便局に行きます。
oficinaは、事務的な仕事や管理をする場所を表し、組織、機関などに幅広く使えます。
例えば、oficina de inmigración(入国管理局)、oficina de turismo(観光局)、oficina de patente(特許庁)などがあります。
また、oficinaと似た使い方で、事務的な仕事を担当する部署を示す単語として、secretaríaがあります。
例えば、Secretaría de las Naciones Unidas(国連事務局)、secretaría de escuela(学校の事務室)などです。
例文)La madre llamó a la secretaría de la escuela para avisar de que su hijo no iba a ir a clase. 母親は、息子が欠席することを伝えるために学校の事務室に電話した。
ラジオでは特許庁=oficina de patenteと紹介されていましたが、スペインの特許を扱う機関は、Oficina Española de Patentes y Marcas(OEPM)、ペルーではInstituto Nacional de Defensa de la Competencia y de la Protección de la Propiedad Intelectual(Indecopi)と、スペイン語圏でもそれぞれの国で機関名が違い、日本語訳も変わってくるので、要注意です。
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