NHKラジオスペイン語(応用編)を聞いていて、なるほど〜と思ったことや、印象に残った表現を自由にまとめます(語学のプロではないので、間違っていたらすみません…)。
2023年10月20日のテーマは、que +接続法を使った願望の表現でした。
que +接続法
【番組のスキット】
Nos vamos a casar el mes que viene.
¿Ah, sí? ¡Felicidades! ¡Que seáis muy felices!
Muchas gracias. Y vamos de luna de miel a Japón.
¡Magnífico! ¡Que os divirtáis!
Pero lo malo es que mi abuela está enferma y no sabemos si podrá asistir a nuestra boda.
Oh, que se mejore pronto.
Mi abuelo está hospitalizado y mis tíos también.
Pues…que se mejoren todos pronto.
前回の放送では、ojalá+接続法を使った願望の表現を習いました。
スキットで下線を引いたque+接続法も、願望を表す表現です。
que+接続法と、ojalá+接続法の違いは、前者がストレートな祈りの言葉を表すのに対して、後者は「そうだったらいいのになぁ」のように、引き気味の願いを表す点です。
番組では、とてもわかりやすい比較例が出されていました。
スキットにも出てくる、 ¡Que seáis muy felices!(お幸せに!)を、 ¡Ojalá seáis muy felices!と言うと、「幸せになれるといいね(本当になれるかはわからないけど)」というニュアンスになるそうです。
ましてや、接続法過去を使って ¡Ojalá fuerais muy felices!と言うと、「(絶対無理だろうけど)お幸せに」という意味になるので、絶対に言ってはいけません。ドロドロとした昼ドラのセリフみたいですね。
新郎新婦に純粋な祝福の言葉を伝えたい時は、 ojaláではなく、queを使って、¡Que seáis muy felices!と言いましょう。
それにしても、スキットの二人、結婚式を延期したほうがいいのでは…。
スペインの結婚式
番組では、スペインの結婚式の特徴について、紹介されていました。
・教会から出てきた新郎新婦に、招待客がお米を投げかける風習がある(いわゆるライスシャワー)。繁栄や豊かさを願って行われるそうです。
・披露宴のあとは、ダンスパーティーが始まる。新郎新婦も招待客も一晩中踊る。
新婚旅行には、遠くに行くことを好むそうです。人気の新婚旅行先は、ポリネシア、エジプト、バリ島、モルディブ、そして日本とのこと。
スペインで結婚式に出席したことはありませんが、チリではあります。
ライスシャワーをした記憶はないのですが、披露宴のあとにみんなで永遠と踊っていたのは覚えています。
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