NHKラジオスペイン語(応用編)を聞いていて、なるほど〜と思ったことや、印象に残った表現を自由にまとめます(語学のプロではないので、間違っていたらすみません…)。
2023年10月26日のテーマは、 que+接続法を使った命令の表現でした。
間接命令
【番組のスキット】
¿Llamo el paciente siguiente, doctora?
Sí, que pase. Ah, tengo una llamada. Que espere.
¿Sí? Ah, sí…pues aguanta. ¿No me oyes? ¡Que aguantes!
Mi marido, con solo dos días sin fumar.
Que pase el siguiente.
Doctora, es que…
¿Qué pasa? Dígame. Que me diga.
Es que el paciente se asustó y se fue.
前回の放送では、que+接続法を使った願望の表現を習いました。
今回のスキットでは、歯科医と助手のやりとりで、que+接続法で表された命令文が2種類、出てきました。
まずは、黒の下線を引いた部分。こちらは、第三者を通じて間接的に依頼、お願いする表現となります。このような表現を、「間接命令」と番組では紹介されていました。
スキットの中のque pase(次の人に入ってもらいなさい)、que espere(待ってもらってください)は、歯医者さんが助手を通じて、患者にお願いしている表現となります。
命令の繰り返し
スキットで黄色の下線を引いた表現は、一度で聞かない相手にもう一度強調して指示、依頼したいときに使います。
¡Que aguantes!は、たばこを我慢できない旦那さんに対して、「我慢しなさいって言ってるやん!」、Que me diga.は、言うのをためらっている助手に対して、「さっさと言いなさいよ」というニュアンスでしょうか…。
que+接続法の3つの表現(願望・祈り、間接命令、命令の繰り返し)について、インターネットで検索していると、この番組の講師である福嶌先生による解説を見つけました(こちら)。
この解説を読むと、途中まではふむふむ、なるほど…と進むのですが、徐々に混乱してきて、あぁやっぱり難しい!となります笑。
余談ですが、このスキットの歯科医の先生の口調が、かなり怖かったです。
何か怒ってるのかな?機嫌が悪いのかな?と思わせる話し方の人、いますよね。
それにしても、患者が逃げ出す気持ちもわかるぐらい、声も口調も怖い先生でした(でも腕は良さそう)。
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