NHKラジオスペイン語〜接続法を使った熟語

スペイン語

NHKラジオスペイン語(応用編)を聞いていて、なるほど〜と思ったことや、印象に残った表現を自由にまとめます(語学のプロではないので、間違っていたらすみません…)。

2023年11月9日のテーマは、接続法を使った短い熟語でした。

o seaなど、接続法を使った熟語

【番組のスキット】
¿Dónde estuvo usted anoche?
Pues, por ahí, o sea, en casa de Sara, mi amiga.
Sara puede asegurar su coartada?
Pues no sé. Es decir, ella estaba tan borracha que…
Mire esta foto. ¿Ha estado alguna vez en esta casa?
Que yo recuerde, no.
Qué raro, la cámara de vigilancia lo grabó.
No me venga con este truco. Que yo sepa, esa casa no tiene cámaras de vigilancia.
¡Ja! ¡Lo pillé!

警察官と被疑者の会話です。

下線部の接続法を使った熟語(o sea、que yo recuerde、que yo sepa)は、日常会話でもとてもよく使われます。

💡o sea:あるいは、つまり、言い換えると
*スキットの中の”es decir”もつまり、すなわちという意味で、会話でよく使われます。

💡que yo recuerde:私が覚えている限り

💡que yo sepa:私が知る限り

上記のようなタイプの熟語は、主語yoを省略せずに、主語+動詞の語順で使われることが多いのと、また、yo以外の主語で使われることはめったにないそうです。

接続法とは全く関係ないのですが、番組の中でクリスティナ先生が、”Al sospechoso se le fue la lengua y admitió que estaba implicado en un caso”とおっしゃっていて、irse a 人 la lengua(うっかり口をすべらす)という熟語を初めて知りました。

スペインでの防犯意識

番組では、日本とスペインの防犯意識の違いについて、福嶌先生とクリスティナ先生が話していました。

日本では、一人でもお店の席に自分の鞄を置いたまま、レジに注文しに行ったり、お手洗いに行く人も見られますが、スペインでは、手荷物を誰もいない席に置いておくことはなく、誰か一人が席に残って、他の人が注文をしに行くとの話でした。

スペインを旅行する際に気を付けるべきこととして、クリスティナ先生は、①持ち物を必ず目が届く場所に置くこと、②都会の中を歩く時や地下鉄の中など、不特定多数の人が集まる場所では、リュックを体の前に、バッグは肩から斜めがけにすることを勧めていました。

余談ですが、私は学生の頃初めてスペインに行った時、レストランで鞄を置き引きされました。

自分の足元に置いて、自分ではちゃんと見ていたつもりだったのですが、友人との会話に夢中になっている間に、見事に盗られました。

それ以来、海外でも日本でも、基本的に自分の鞄は膝の上に置いたり、常に目が届く場所に置きますし、荷物を置いたまま席を離れることはありません。

どうしても荷物を置いて席を取りたい時は、筆箱や眼鏡ケースなど、盗られても(自分としては)ショックが少ない物を置きます。

荷物を置き引きされた時の衝撃と精神的ショックはなかなかのものなので、常日頃から気をつけましょう!

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