NHKラジオスペイン語(応用編)を聞いていて、なるほど〜と思ったことや、印象に残った表現を自由にまとめます(語学のプロではないので、間違っていたらすみません…)。
2023年11月30日のテーマは、主観的な評価に関係する接続法でした。
主観的な評価が導く接続法
【番組のスキット】
Hola, me alegro de que hayas venido.
Gracias por la invitación,Paula.
Hola Rosa, ¿nos has traído algún regalo?
Quique, no me gusta que te portes así.
Jajaja, me alegro de verte, Quique. Mira, aquí tenéis un regalito.
¡Si son bombones! ¡Qué bien!
Me alegra que te gusten los bombones.
Quique, me temo que vayas a tener caries.
(ñam ñam)¿Qué mamá?
Paula, me temo que tu consejo haya sido demasiado tarde.
今回のスキットは、Paulaと息子のQuique、そしてPaulaの家に招かれたRosaの会話でした。
スキット下線部の、alegrarse(嬉しい)、algrar a 人(人を喜ばせる)、gustar(好む)、temerse(恐れる、心配する)といった、主観的な評価を表す言葉が、接続法を導くファクターとなっています。
番組では「主観的な評価」と先生がおっしゃっていましたが、私が持っている参考書では、「感情表現」と書かれています。
主観的な評価を表す動詞の主語(A)が、他の人/モノ(B)のすることを喜んだり、心配したりする場合、「Bが〜する」の部分は接続法になります。一方、主語の人自身が自分のすることを喜んだりする場合は、「〜する」の部分に不定詞を使います。
スキットの、me alegro de que hayas venido.(あなたが来てくれて嬉しいわ)は、嬉しいのが私(Paula)、やって来たのが君(Rosa)で、二つの主語が異なっているので、接続法が使われています。
一方、黄色下線部の、me alegro de verte.(あなたに会えて嬉しいわ)は、嬉しいのも私(Paula)、会うのも私(Paula)なので、不定詞となっています。
余談ですが、何か食べている時の、「もぐもぐ」や「むしゃむしゃ」を、スペイン語でñam ñam(ニャム ニャム)と表現するの、可愛いですね。
チュロスが食べたい
番組の先生方が、「チュロスが食べたい」と言ったのではありません。
先生方がチュロスの話をしていて、無性にチュロスが食べたくなったので、見出しに書いてしまいました。
スペインのチュロスといえば、マドリードのChocolatería San Ginésが老舗で有名です。
私も何度か行き、行くたびに、チョコラテ甘い…と思うのですが、店の雰囲気が良いということもあって、また食べに行きたくなるんですよね。
スペインでは、食パンにチョコペーストを塗って食べたり、フランスパンに板チョコ(chocolate de tableta)を挟んで食べるのも人気だそうです。
スペインの子供が学校に持って行く定番のおやつは、パンにハムを挟んだものか、板チョコを挟んだものだとか。太りそう…でも、美味しそう笑。
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