NHKラジオスペイン語(応用編)を聞いていて、なるほど〜と思ったことや、印象に残った表現を自由にまとめます(語学のプロではないので、間違っていたらすみません…)。
2023年12月22日のテーマは、接続法の現在完了形についてでした。
【番組のスキット】
Sí, señor García, lo arreglaré enseguida.
Perdona que te haya molestado a estas horas de un domingo.
Pero espero que se haya arreglado todo para mañana.
De acuerdo, señor.
Ayer también te hice trabajar.
Disculpa que te haya arruinado todo el fin de semana.
No se preocupe, señor.
No creo que te haya quitado mucho tiempo, ¿verdad?
De ninguna manera.
(pensando para sí mismo) Ojalá esta llamada no haya durado una hora.
今回のスキットは、会社の上司と部下の会話でした。
下線部の、perdonar(許可)、esperar(期待、願望)、disculpar(許す)は、どれもque以下で接続法を導く動詞です。
no creer que+接続法、ojalá que+接続法は、すでに習いましたね。
今回は、que以下で接続法の現在完了形が使われています。
主節の動詞が現在形の時、従属節で使われる接続法現在完了形の働きは、以下2つあります。
①現在までに完了した出来事を表す。
②未来のある時点までに完了しているはずの出来事を表す。
①は、スキットの中でいうと、Perdona que te haya molestado a estas horas de un domingo.(日曜日のこんな時間に邪魔してしまってすまないね)が、一例として挙げられます。私が君の邪魔をしたのは、もう完了している事なので、完了形が使われています。
②の例は、espero que se haya arreglado todo para mañana.(明日までに全てが解決していることを望んでいるんだ)です。
yo | tú | él/ella/usted | nosotros/as | vosotros/as | ellos/ellas/ustedes |
haya molestado | hayas molestado | haya molestado | hayamos molestado | hayáis molestado | hayan molestado |
接続法でも、現在完了形はhaber+過去分詞で表され、haberの活用だけ覚えればいいので、少し楽です。
それにしても、スキットに出てきたような上司のもとでは働きたきないですね…。
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