近年、「貯蓄」から「投資」を合言葉に、金融庁も投資を推奨しています。
では、なぜ「貯蓄」ではだめなのか。「投資」するとリスクもあるし今のままでよいのでは?と思う方も多いと思います。
当記事では、上記のような疑問も含め、以下3点のお悩みに応えていきます。
投資はした方が良いのか
結論を言うと、長く投資をできる方は、投資を始めた方が良いです。
逆に言うと、短期間しか投資をできないのであれば、投資はおすすめとはいえません。
投資にはいくつか軸がありますが、一番重要な軸が時間軸です。
投資を始める際には、「どのぐらいの期間投資できるか」を最初に考えてください。
20代、30代の人が30年、40年後の老後を見据えて資産形成を考えるならば、投資は間違いなくおすすめですし、必須だとも思います。
しかし、1年〜2年の短期間しか投資できないのであれば、投資はおすすめしません。
では、なぜ長期間だと投資がおすすめなのか。
日本の場合、金利がゼロに近く、預金してもリターン(預けているお金に対して、増える金額)が少ない状況が長く続いています。
そのため投資のほうが、預金と比べてリターンが期待できるからです。
お金が減るリスクもあるのではないか?ということが気になりますが、歴史的に見ても、30〜40年と長期間投資をした場合、投資資金がマイナスになる可能性は、限りなくゼロに近いです。
もちろん、絶対損はしないとは言い切れませんが、損する可能性が極めて低いため、30年お金を預金で寝かせるより、投資をして少しでも増やすことをおすすめします。
投資を始めるタイミングはいつ?
投資はいつ始めるべきか?いつでも大丈夫です。
年齢に関係なく、投資は何歳からでも始められます。
投資をするにあたって大切なことは、投資に回す資金をその先10年間全く使わずに生活できるのかを考えることです。
なぜ10年かといえば、投資の時間軸を味方につける上で一つの目安となる期間と考えられるからです。投資は、投資期間が長いほど、しっかりと増えることや元本を割り込まないことが期待できます。
言い換えると、10年以内に使う可能性があると、せっかく投資したのに思っていたよりもリターンが少ない、貯金していた時と同等のリターンになる、あるいは元本を割り込む、といったことも考えられます。
長期的に投資可能な資金が用意できるのであれば、すぐにでも始めましょう。
なお、経済情勢や企業動向から短期的に投資タイミングを計るという考え方がありますが、特に初心者にはおすすめしません。この点については、別記事で解説予定です。
どれぐらいの金額を投資するべきか
残念ながら、万人に言える一律の金額はありません。
個人によって収入や保有資産、今後必要となる資金が異なるため、その人に合わせて投資額を検討する必要があります。
例えば、現在100万円貯蓄があるとします。
その100万円の内、将来取り崩す可能性がある金額(住宅購入の予定や、子供の教育資金等)はいくらで、その取り崩す可能性もどのぐらいあるのか考えた上で、投資額を見積もらなければなりません。
さらに、もともとの貯蓄に加えて、毎月の収入から貯蓄に回せるお金がある場合、そのお金も投資に使うことができます。
毎月増えていく貯蓄を含めた資産の一定割合を投資しようとの考えで、貯蓄の一部を積み立てて投資するのが、つみたてNISAです。
それでも、例えば100万円が200万円になっても(実額として100万円増えても)それほど嬉しくないと考えたり、リスクがゼロでないのであれば投資は怖いと考えたりする人もいると思います。
それも一つの考えですし、最終的には個人の選択となります。
上記も踏まえ、それでも指針がほしいという場合は、以下の考え方を1つの案として検討してみてください。
10年以内にすでに使うことが決まっている貯蓄・使うかもしれない貯蓄を除いて、全額を投資に回す。
10万円、100万円、1000万円、どれぐらいの貯蓄だろうが関係なく、10年間ずっと銀行に預けているだけになりそう、という貯蓄であればそれをすべて投資に回すイメージです。
もちろん、今後の収入・人生イベントによっては投資しても引き出さざるを得ないこともあります。
そのタイミングが1年後や2年後などの短期間だと、もしかしたら投資額がマイナスになっている可能性もありますが、10年間投資し続けていれば投資額がプラスになっている可能性は高いです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最初にお伝えした、「投資はした方が良いのか」、「いつ、どれぐらいの金額を投資するべきか」という問いに対する結論は、
投資は、できる限り早く、10年間使わずに済むような貯蓄があれば全額投資すべき
ということになります。
投資することはギャンブルではありません。
10年という長期的な視点で見ると、歴史的に見てもマイナスになる確率は限りなく低いです。これを機会に、少額でもよいでのぜひ初めてみてはいかがでしょうか。
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