私が考える「最もしてはいけない投資方法」は、大型株、小型株に関わらず、一銘柄に絞って投資することです。
何故なら一企業の事業の将来を見通すことは、プロの投資家でも難しいからです。
小型株は特にそうですが、投資する銘柄を誤って選んでしまった場合、あっという間に株価が半分になったり、四分の一になるリスクがあります。
インデックス投資のように、経済全般に対して投資する場合は、一時的に株価が下がっても、数年、十数年と時間をかけると株価の回復が期待できますが、一企業の株価の場合、急落した株価がまた上がるとは軽々には言えません。
したがって、一つの銘柄に集中して投資することは、絶対におすすめしません。
元手数十万円で小型株に集中投資して儲けようというのは、ギャンブルと同じだと考えてください。
それでは、2~3銘柄に投資すればいいでのでしょうか。
アクティブファンドの中で、世界のプロの投資家が好むのが、集中投資ファンドです。
そういった集中投資ファンドは、少なくとも20銘柄、一般的には40~50銘柄を投資対象としています。20銘柄ですと、極めて集中しているファンドというイメージです。
つまり、プロの投資家でも、安定して資金を増やしていくには、どんなに少なくとも20銘柄、標準で40~50名柄への分散投資が必要だと考えているのです。
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