NHKラジオスペイン語〜天気の伝え方

スペイン語

NHKラジオスペイン語(応用編)を聞いていて、なるほど〜と思ったことや、印象に残った表現を自由にまとめます(語学のプロではないので、間違っていたらすみません…)。

2023年9月8日放送の主なテーマは、天気の伝え方でした。

雨を伝える

雨はスペイン語でlluvia、動詞はlloverですね。

番組では、雨の強さを表す形容詞として、fuerte、intensa、torrencial、abundanteが紹介されていました。

例文1)Las fuertes lluvias durante agosto inundaron muchos huertos.
8月を通じての豪雨が多くの畑を水浸しにした。
*fuertesを前に置くほうが、lluvias fuertesと後ろに置くよりも、インパクトがあるそうです。


例文2)Volvimos a casa sin contratiempos a pesar de intensa lluvia.
猛烈な雨にもかかわらず、私たちは無事に家に戻った。


例文3)El cambio climático está aumentando las lluvias torrenciales.
気候変動が豪雨を増加させつつある。


例文4)El campo estaba mojado porque había llovido abundantemente el día anterior.
前日に大量の雨が降ったので、グランドは濡れていた。

先日、スペインのニュースを聞いていたとき、「滝のように降る雨」が次のように表現されていました。

Tormentas torrenciales en la comunidad y la agua ha caído como una cascada.

暑さを伝える

日本の夏の気候を伝えたいとき、「蒸し暑い」は欠かせないですよね。

番組では、「蒸し暑い」の伝え方として、直接的な言い方であるcalor húmedo(湿度の高い暑さ)、bochorno(蒸し暑さ)の他に、un calor sofocante、 un calor agobianteも紹介されいました。

“sofocante”は、息苦しいという意味なので、息苦しくなるような蒸し暑さ、”agobiante”は、耐えられないような蒸し暑さというイメージです。

日本の蒸し暑さは、私にはまさしくun calor agobianteです…。

反対に、カラッとした暑さは、un calor seco(乾燥した暑さ)や、un calor abrasador(乾燥して焼けつくような暑さ)などの表現があるとのことでした。

キューバのビーチ。

寒さを伝える

寒さの程度を伝える形容詞としては、un frío intenso/extremo(厳しい寒さ)のほかに、un frío penetranteという表現もあります。

“penetrante”は、しみ通る、深く入り込むという意味があるので、私の西和辞書では、「身にしみる寒さ」と訳されています。

番組では、「凍てつく寒さ」と訳されていて、綺麗に訳すなぁ…と思いました。

また、un frío terrible/espantoso/horroroso(ひどい寒さ)と言うこともあるそうです。

スペイン語での天気の伝え方は、スペイン語圏の番組の天気予報を聞けば、どういった表現が使われるか参考になると思います。

私は、スペインのrtveのニュースをよくインターネットで見ています。

ニュースだけでなく、ドキュメンタリーやドラマも視聴できるので、おすすめです!(一部、視聴できない番組があります。)

コメント

タイトルとURLをコピーしました