NHKラジオスペイン語〜quizás+接続法

スペイン語

NHKラジオスペイン語(応用編)を聞いていて、なるほど〜と思ったことや、印象に残った表現を自由にまとめます(語学のプロではないので、間違っていたらすみません…)。

2023年10月27日のテーマは、接続法を使った予測の表現でした。

接続法を使った予測の表現

【番組のスキット】
A ver..cuéntame sobre Cádiz.
Bien..quizá esté en Andalucía.
No “quizá esté”, sino “está”. Y ¿qué más?
Tal vez sea una de las ciudades más antiguas de España.
No “tal vez sea”, sino “es”. ¿Y?
Probablemente Colón partiera de Cádiz hacia América.
Sí, aunque no en su primer viaje. A lo mejor debes tener más confianza en ti.

授業中の、先生と生徒の会話です。

スキットの下線部で接続法が使われていますが、quizás、tal vez、probablementeのあとには必ず接続法がくる、というルールはありません。

Quizá está en Andalucía.、Tal vez es una de las ciudades más antiguas de España.、Probablemente Colón partió de Cádiz hacia América.と、直接法で言うこともできます。

それでは、直接法と接続法を使った時の違いはなんでしょうか。

quizás、tal vez、probablemente+接続法は、非常に自信がない時に使います。したがって、歯切れが悪い、自信がなさそうな印象になります。スキットでは、生徒の自信のなさに、先生が少しイライラしていました。

quizás、tal vez、probablementeのあとに直接法を使うと、100%自信があるわけではないけど、もう少し断定的なニュアンスになります。自分の中の自信の度合いを、直接法か接続法で表しているのですね。

番組で説明されていましたが、スキットの最後に出てくる、a lo mejor(もしかすると、たぶん)のあとには、必ず直接法がくるそうです。

カディス〜la tacita de plata

カディスはイベリア半島の南にある都市で、フェニキア人がおよそ3000年前に建設したとされています。

番組では、カディスは、la tacita de plata (銀のティーカップ)の異名をもつと紹介されていました。

どういう意味だろう…と思ってインターネットで調べてみると、参考になる記事がありました。

la tacita de plataの名前の由来は、ギリシャ語のKado (スペイン語ではtazaと訳せる)と関係あるとか、カディスの地形から、アメリカ大陸から銀がたくさん入ってきたから、太陽の光で輝く街並みからなど、様々な説があるようです。

カディスは行ったことがないので、ぜひ行きたい街です。

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